つれづれぐさ

つれづれなるままに、オヤジのひとりごと。

NHKBSプレミアム ザ・フォークソング

ハロウィンの夜、渋谷には仮装した若者が大勢集まっています。


すくなくとも1970年代、そう今から40年前にはハロウィンはおろか、バレンタインすら日本では聞いたことがなかったような気がします。


そんな10月の最終日、NHKBSプレミアムでは70年代から我が国でブームになるフォークソングの懐かしい面々の特番を放映していました。
一人あたりの受け持ちは2曲。


谷川きよしあがた森魚山崎ハコ、リリィ、南こうせつなど懐かしい面々の歌を久しぶりにじっくり聞く事ができました。


スタジオライブでの観客は60代から70代の世代、段階前後の世代が中心ですが、わたしもたしか当時中学生ですからリアルタイムで聞いていたシンガーたちです。
この後に吉田拓郎などが嬬恋で歌った時には高校生だったと思います。

今日この番組を見て感じたことは、懐かしいという思いよりは新鮮さ。
たしかに1970年代の日本の暗くジメジメした世相を反映したヒット曲。今の若者が聞いたらどのように感じるのだろうと思うような重い歌が多いのですが、人間の悲しみや脆さなどを唄った歌ですが、それでも希望を感じられました。


今の時代と違って、みんなが貧しかった時代、それでも高度成長期まっただ中で希望を見いだせた時代であり、暗さはある意味で青春の特権であり、今とは違い先の見えない暗さではないように感じられました。
それは年齢を重ねた自分たちの世代だから感じることなのかどうかはわかりませんが、歌は本当に時代は反映してるものだと改めて感じさせられる番組でした。

 

では、今の時代を象徴する歌は?
CDが売れず、メガヒットが出にくい現在ですが2015年思い出に残る歌は戸聞かれたら、すぐに答えられないのは悲しいですね。


今年も残すところ2ヶ月。一体2015年は自分にとってどんな年になったのでしょう。
経営していた会社を整理して、次のステップに踏み出すために貴重な年のはずなのに、残り2ヶ月の過ごし方でそれも決まってくるのでしょうか・・・。

 

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